映画をみて泣いたことがありません

 

私はストレス解消のためによく映画を見ることが多いのですが、映画というバーチャルの世界に例え2時間前後でも入り込むことによって、結構気分がリフレッシュすることが多いように思います。とりわけ、夏の季節にもなると日本海に黒鯛釣りに出かけるのですが、日本海は太平洋側とは違って海水温度がすぐに低くなってしまうために、釣りの出来るシーズンがかなり限られてしまいます。従って、１年の間に釣りの出来る期間が短いということで、釣りをしていない季節にはかなりのストレスが溜まってしまうのです。

 

私の場合には、海に釣り糸を垂らしていると次にどんな魚が釣れてくるのであろうか？といったワクワク感が堪らないのです。しかも防波堤といったファミリーフィッシングをしているような家族連れが大勢おられるような所でも、黒鯛の場合には３０ｃｍ以上の所謂良型魚が釣れてしまうのです。初めて４８ｃｍが釣れた際にも、周りの方々はみんなサビキの仕掛けで小アジ釣りをしている方ばかりだったのですが、４８ｃｍの黒鯛を釣り上げた時には大勢の人が集まってきて一躍有名人に群がるファンのような状態になってしまったことがあります。一度でもそんな経験をしてしまうと、もう居てもたってもいられないといった気分になってしまいます。ところで映画の話に戻りますが、そんなことで人間関係や仕事上のストレスというよりも、釣りが出来ないといったストレスが多くあります。

 

ちなみにある映画の口コミ評価を見ていたら、今まで見た映画の中で感動して泣いたという経験が一度もないという方がおられました。映画というマインドコントロールされ易い環境の中で、それはすごいことだと思います。